福岡忠久の偉人録

僕、福岡忠久が、ただただ偉人を紹介していくブログ。

福岡忠久の偉人録「相田みつを」

今日、福岡忠久が紹介する人物は相田みつをです。


相田みつを書道家であり、詩人です。日本人であれば彼の詩は幾度となく目にしていることでしょう。福岡忠久も生きる心の糧として詩集を持っています。相田みつをといえばなんといっても「人間臭さ」だと思います。その詩とそれにまたあった字体であるため読み手をぐっと引き込み心に強く訴えかける感じがあります。


”つまづいたって
いいじゃないか
にんげんだもの”


この詩は特に心を打たれます。

ほかの偉人とはまた違って、とても苦労して来たことが伝わるし、なんだか心の支えとなります。やはりそのようなところが評価されてるのでしょう。

現代の有名人も相田みつをの言葉を座右の銘にしている人が大勢います。
もともとみつをは、書の最高峰である毎日書道展で7年連続入選するほどの初動の実力者でありましたが、一般人の理解しがたい書道よりも、多くの人の心に残るものをということで、あの独特の字体で詩をかくようになったようです。


そんなみつをですが生きているあいだにいい評価を得ることはできなかったようです。有名になったのは晩年になってからですが、今でも現代詩人からの評価はあまり良くないようです。

奥本大三郎は「うまく書ける字をわざと下手に書いている人には何か魂胆があると疑いたくなる。」と酷評されているようです。

しかし一方で、みつをの人に対する洞察力が行動経済力が想定する「人類」をうまく表現しているとの評価もうけているようです。
相田みつをには専門家から様々な評価がありますが、素人目で見ても心に訴えかけられるのは明らかであり、非常に心に響きます。

やはりこのような詩を作れる相田みつをは素晴らしいと思いますし、福岡忠久も尊敬しています。