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福岡忠久の偉人録

僕、福岡忠久が、ただただ偉人を紹介していくブログ。

福岡忠久の偉人録「小野小町」

=詩人=

今日、福岡忠久が紹介する人物は小野小町です。


小野小町と言えば、楊貴妃クレオパトラと共に、世界三大美女と言われています。

ですが、その大層な肩書の割に、いまいちどんな女性だったのか、はっきりしていません。出生、生い立ちも正確には分かっていませんし、そもそも小町の名前すら、本名ではありません。小町とは役職や官位名のようなもの。

これは、小野小町の生きた平安時代の女性は、父や夫の役職名で呼ばれる事が多かったという当時の慣習に起因しています。

また、肝心の外見についても、当時の彼女を描いた絵や彫刻は存在していません。後に描かれた絵等でも、彼女の顔をはっきりと描いたものはあまりありません。これでは、一体、何を持って世界三大美女に数えられているのか、少し疑問を感じます。

そこで、小野小町を美女であったと確認する為に、福岡忠久なりに彼女の美女伝説を調べてみました。
小野小町の美女伝説の中で有名なのは『深草少将の百夜通い』。

小町の美しさに一際惚れ込んだ深草少将は、熱心に彼女に求愛し、それに困った小町は、百夜自分の元に通いつめれば、夫婦になってもいいと、厳しい条件を提示します。少将は言われた通りに、雨の日も嵐の日も小町の元に通い続けます。

ですが、小町の屋敷までの道のりは長く険しい。日中の多忙もあり、睡眠不足になった少将は、念願が叶う寸前の99日目の夜、ついに過労と大雪で力尽き、小町の屋敷へと向かう途中で凍死してしまいます。

この伝説に限らず、小町は多くの男の誘いを断り続けていたという逸話が多く残っています。
また、小野小町は、歌人としても有名です。百人一首になっている『花の色は移りにけりないたづらにわが身世にふるながめし間に』の歌を知っている人も多いでしょう。

逸話では男の誘いを冷たくあしらう一方、小町の歌は情熱的な恋愛感情を歌ったものが多く残されています。

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