福岡忠久の偉人録

僕、福岡忠久が、ただただ偉人を紹介していくブログ。

福岡忠久の偉人録「近藤勇」

今日、福岡忠久が紹介する人物は近藤勇です。


近藤勇は農民の家に生まれながら武士を志し、最期まで武士であることにこだわり続けた人物です。新撰組の局長として、幕末最強の剣客軍団を率いてきた、我が国の「ラストサムライ」の一人と言ってもいいでしょう。


大河ドラマ新選組!』では香取慎吾さんが演じた、この近藤勇。ドラマの中では、拳骨を口の中に突っ込む様子が印象的でしたが、実際の彼も口が大きくて、拳骨を口の中に入れる芸を披露するような豪快で気さくな人物だったようです。


福岡忠久が思うに、近藤勇は典型的な「ナンバーワンタイプ」の人間です。実質、新撰組の組織運営を一手に担っていたのは副長の土方歳三でした。近藤勇は局長という立場から、隊の細かい事情にはあまり口を出していません。運営に関しては、完全に自分の仲間を信頼して任せきっています。ただし、いざ問題ごとが生じた時にはトップとして頭も下げれば責任も取る。そんな彼の男気溢れる人柄に、隊士達は何より惹かれていたのです。良い人材を引き付けるだけの魅力のある人物。彼にはカリスマ性が備わっていたと言えるでしょう。


翻って我が国の現状を見るに、政治家の方々の中にはこれだけの気骨のある人物がどれくらいいるでしょうか?他人に責任を擦り付け、揚げ足取りばかりに躍起になる彼らを見ていると、福岡忠久は悲しく、情けなく思えてくるのです…。